小麦を辞めたらシミが薄くなった話
グルテンフリーのメリット
美しい肌や健康的な体に重要なのが「腸内環境」。
グルテンはアミノ酸であるグリアジンが含まれており、この成分が腸内環境を悪化させてしまうこともあり、腸内環境を悪化してしまうと肌も荒れて体の老化を招く原因になります。
グルテンフリーは、腸内環境が改善されることで肌の糖化を防ぎ、水分量アップやくすみを防ぐことができます。また、血糖値を急激に上昇させるグルテンを取らないことで太りにくい身体をつくることも出来るのです。グルテンを控えることで腸内環境が改善され、美肌やダイエットにも効果があり女性には嬉しいことばかり。
グルテンフリーは良いことばかりですが、グルテンフリーを徹底するあまりに必要な栄養素などが不足しないよう注意が必要です。
グルテンフリー生活で、肌も体質も変わるって本当?
以前の記事で、筆者は砂糖断ちをした話を書かせていただきました。実は私は、小麦断ちも経験済み。今回は、正直にその体験談をテーマに書いていこうと思います。
グルテンフリーとは簡単に言うと、“グルテン”=小麦・大麦・ライ麦など、穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種を摂らないこと。
もちろん、小麦・大麦・ライ麦の加工品も含まれるので、パンやパスタ、うどん、ビール、餃子やシュウマイの皮なども当てはまります。思い浮かべただけでも、世の中にどれだけのグルテン製品があふれているかが分かりますね。さらに、そば、しょうゆ、みそなどにも、グルテンが含まれている場合があります。私の場合、調味料はあまり気にせず、メインの食材から断つ方法を試してみました。
一週間で起こった変化とは?
グルテンフリーを始めると、早ければ1週間で体調に変化が出始めます。最初の効果としてよく聞くのは、好転反応として現れる具合の悪さ。これについては砂糖断ちの時同様、かなりつらいものがありましたね。一番感じた辛さは身体のだるさ。しかし一週間もすれば、みるみるうちに身体の変化が感じられるようになってきます。この好転反応を乗り越えた先に、変化を感じるので頑張って乗り越えてみてください。
『肌がしっとりしてハリがある』、『頭がすっきりとしてクリアになった感じがする』などの変化は一週間後くらいに現れます。体のだるさもなくなるので、日々のパフォーマンスも上がります。不思議と依存性食欲もなくなるので、無駄に食べることがなくなり、だらだら食いがなくなりました。
肌がどのように変わったか
私はグルテンフリー生活を二年間継続したころ、やっとその効果を実感します。肌のトーンアップは徐々に実感していましたが、目の下のシミが薄くなっているのです!※こちらの証拠写真はインスタグラムにて載せていますので、興味のある方はご覧になってみてください。
グルテンフリーの生活を始めると、体にはこんな変化が!
★肌の乾燥が改善
★むくみがとれる
★寝起きがよくなる
★疲れにくくなる
★シミがうすくなった
何をすればいい??小麦断ちの始め方
グルテンフリーを実践してみようかなと思っても、何から始めればいいのかよくわからない……という方もいらっしゃいますよね。簡単に始められる3つの方法をご紹介します! 初めから完全なグルテンフリーを目指すのではなく、まずは3日、7日、次は14日と少しずつ日数を伸ばしていくと無理なく続けられます!
1お米中心生活に変える
グルテンフリー生活を始めようと思ったら、お米中心の食生活をすることからスタートしましょう! 食生活を見直してみると、朝食でパンやシリアルを食べていたり、ランチでパスタやラーメンを食べていたり、思った以上に小麦を摂取していることがわかります。お米はパンやパスタなど小麦食品よりも腹持ちが良いので、食べ過ぎ予防にも効果的です!
2成分表示を見る習慣をつくる
パンやパスタなどを控えるだけでは、完全なグルテンフリーとは言えません。実が日本人に欠かせない醤油や味噌汁などにもグルテンが含まれています。スーパーやコンビニで買い物をするときには、成分表示を確認する習慣をつくるといいでしょう。どんな食品にグルテンが含まれているのか、少しずつ理解が深まっていきます。
3米粉や蕎麦粉を活用する
最近は、小麦の代わりに米粉や蕎麦粉を使用した食品も多く発売されていますよね! グルテンフリーをしていても「パンが食べたい」「パスタが食べたい」と我慢してストレスにならないように、米粉のパンなどを探すのもいいでしょう。最近は米粉のパンやお菓子も人気です。米粉は吸収性が高く、腹持ちが良いため少量でも満足できるでしょう!
小麦アレルギーかどうかもチェックしよう
グルテンフリーの食事を試みる前に、自分が小麦アレルギーやセリアック病を持っているかどうかを確認しておきましょう。
小麦アレルギーの主な症状には、鼻水や鼻づまり、発疹、腹痛、吐き気、呼吸困難などがあります。セリアック病の症状は、腹痛、下痢、体重減少、疲労感、頭痛、関節痛、腹部の膨満感などです。普段からこれらの症状がある場合や、小麦やほかのグルテンを含む食品の摂取後に症状が強く現れる場合は、医師に相談してみてください。
グルテンに対する反応は多種多様であり、症状も個々に異なるため、正確な診断には医師の診察が不可欠です。勝手な自己判断は避け、必ず医師に相談しましょう。
また、グルテン除去に取り組むことが決まっても、自己判断で食事制限しないようにしましょう。必要な栄養素を適切に摂取するために、栄養士や専門家と一緒に食事計画を立ててください。
まとめ
日本でも広がっている「グルテンフリー」の食生活。グルテンを多く含む小麦食品をできるだけ控えて、体や肌の調子を確認してみるのもいいでしょう。まずはお米中心の生活にしたり、米粉を使った商品を選んだり、無理なくできることからスタートしてくださいね!